reference メールを転送する

AutoMateには、メールを転送する機能はありません。
転送に代わるものとして、Emailトリガーのきっかけとなったメールの内容を取得し、新規メールで内容を送信する処理をします。
※Emailトリガーは、Microsoft Exchangeのみ対応しています。

「Email- 単一メッセージの取得」アクションを使用し、Emailトリガーのきっかけとなったメールを取得し、データセットに格納します。

・[データセットに値を格納する]
取得したメッセージの内容を格納するデータセットを作成

・[メッセージID]
「%AMTrigger.MessageID%」と指定

なお、「%AMTrigger.MessageID%」は、エクスプレッションビルダーからも選択可能です。
※エクスプレッションビルダーについてはこちらをご参照ください
■演算子(エクスプレッションビルダー)
https://automate.sct.co.jp/reference/演算子(エクスプレッション-ビルダー)/

取得したメールの本文のみを転送する場合、「Email- メッセージの送信」アクションにて、「本文」に転送元のメールの本文を取得する「%データセット名.Body%」を指定します。
例) 「%データセット名(行数).列名%」で指定できる「列名」
・MessageID : メッセージID
・FromAddress : 送信元
・ToAddress : 宛先
・CCAddress : CC
・Subject : 件名
・Body : 本文
・Attachments : 添付ファイル名
・DateReceived : 受信日時

下記もご参照ください。
■トリガーの元となったメールを取得する
https://automate.sct.co.jp/reference/emailトリガーの元となったメールを取得する/
■Emailトリガーを設定する
https://automate.sct.co.jp/reference/emailトリガーを設定する/

【サンプル】
「automate1@example.com」にあるEmailトリガーの起動するきっかけとなったEmailを取得しデータセット化し、「automate2@example.com」に取得したメールの本文を送信するサンプル
※Emailトリガーから起動しなければ動作しません

<AMVARIABLE NAME="var_User" VALUE="automate1@example.com" DESCRIPTION="Emailアカウント ユーザー名" />
<AMVARIABLE NAME="var_User2" VALUE="automate2@example.com" DESCRIPTION="送信先アドレス" />
<AMVARIABLE NAME="var_MailServer" VALUE="outlook.office365.com" />
<AMEMAIL ACTIVITY="create_session" SESSION="EmailSession1" PROTOCOLTYPE="ews" EMAILADDRESS="%var_User%" SERVER="%var_MailServer%" USERNAME="%var_User%" PASSWORD="AM59c/qZ0NDVqar15wflrC+Oh4HVN4j9znQ0R0Cz2g/Wbk=aME" />
<AMEMAIL ACTIVITY="one_message" SESSION="EmailSession1" RESULTDATASET="ds1" MESSAGEID="%AMTrigger.MessageID%" SAVEATTACHMENTS="NO" />
<!--特定の条件のメールの本文を確認-->
<AMSHOWDIALOG WINDOWTITLE="転送される本文">%ds1.Body%</AMSHOWDIALOG>
<AMEMAIL ACTIVITY="send" SESSION="EmailSession1" FROM="%var_User%" TO="%var_User2%" SUBJECT="FW:サンプル">サンプル

-----------転送内容------------------
%ds1.Body%</AMEMAIL>