RPA導入を成功させるファーストステップは、自社に適切なRPAツールを選定することです。前回は、デスクトップ型RPAとサーバー型RPAの違いについて紹介しました。今回は、「座標指定」、「画像認識」、「HTML解析(オブジェクト認識)」の違いをご紹介します。
RPAの認識方法について
RPAのシナリオ作成は、RPAに搭載されている機能を組み合わせて人間の動きを再現させていく作業です。画面上のボタンや画像などの操作を再現する時には「座標指定」、「画像認識」、「HTML解析(オブジェクト認識)」が主な手法として使用されます。どの認識方法を搭載しているかはRPAツールによって異なります。
・座標指定
座標指定は、画面上のターゲットの場所を座標として指定し操作する方法です。操作したいターゲットの見た目が変わっても動くものの、ターゲットの位置が少しでもずれてしまうと意図しない動きをするリスクがあります。
・画像認識
画像認識は、クリックなどの操作を行いたい画像をRPAに読み込ませておき、記録させた画像を画面上で見つけて操作を行う方法です。画像の見た目で判定するので座標指定よりも確実にターゲットを操作しやすい反面、色や形などの見た目がシナリオ作成時から変わると見失ってしまう恐れがあります。
・HTML解析(オブジェクト認識)
HTML解析(オブジェクト認識)は、操作対象となるアプリケーションやWebページの構造をRPAに検出させることで、処理を実行させる対象(オブジェクト)をソースコードから指定する方法です。解析ができないアプリやWebページがごくわずかにあるものの、ウィンドウの構成要素を解析し内部的に操作するため、見た目や画面解像度、レイアウトに影響を受けず安定稼働が可能です。
AutoMateは画面の操作方法として「座標指定」「画像認識」「HTML解析(オブジェクト認識)」全てを標準搭載しており、簡単なバックオフィス系業務からシステム間連携まで幅広い現場で安定稼働させることが可能です。IBMiの5250画面もWeb版5250エミュレーター(無料オプション)を使うことで「オブジェクト認識」が可能になり、直感的で簡単な定義と極めて安定した自動化が可能になります。
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