【質問】
AutoMateにて条件分岐の処理を作成したいと考えている。
条件分岐の処理を構築するためにはどのようにしたらよいでしょうか。
【回答】
AutoMateにて条件分岐の式を作成するためには「IF」アクション、または「Select」アクションがございます。
それぞれ下記のように使用します。
■IFアクション
条件で処理を分岐したい場合は、IFアクションを使用して分岐します。
例えば変数「var_1」の値が「1」であった場合に何か処理を実施したい場合、「IF - 条件式」アクションを使用して以下のように設定することで、IF文を作成することが可能です。
・[左の空欄] → 変数(例:var_1)
・[中央のプルダウン] → 「is equals to」
・[右の空欄] → 値(例:1)
IFアクションでは、上記のような条件式以外にも直前のステップの結果や、テキストの有無、ウィンドウの有無などで条件式を作成することが可能です。
また、Else文を作成したい場合は「IF - else」アクションを使用することでElse文を作成することが可能です。
さらにElse文の下にIF文を追加することも可能です。
下記リンクにてIF文の処理のサンプルなどを確認することが可能です。
【条件で分岐する(if、else、else if文)】
https://automate.sct.co.jp/reference/11908/
■Selectアクション
値で処理を分岐したい場合は、Selectアクションを使用して分岐します。
まず、「Select - Begin Select」アクションにて比較対象の変数名を指定します。
例えば変数「var_1」の結果にて処理を分岐したい場合、「Select - Begin Select」アクション「条件式に一致するケースを実行する」の項目に「%var_1%」と入力します。
その後、実行結果に対して処理を分岐したい場合、「Select - Begin case」アクションにてケース文を作成します。
例えばvar_1の値が「0」であった場合の処理を作成したい場合、「ケース」の項目に0と入力します。
これによってvar_1の値が「0」であった場合に、どのような処理をしたいかを記述することが可能です。
また、「Select – Begin case」アクション内[デフォルトケース]を使用することで、
「Select -Begin case」アクションを使用した処理以外の処理を行うことが可能です。
下記リンクにてcase文の分岐処理のサンプルなどを確認することが可能です。
【値で分岐する(Select文)】
https://automate.sct.co.jp/reference/11912/