本記事はAutoMate製品開発元HelpSystems社の記事を翻訳したものです。

自動化の目的は、労働時間の限られた従業員からルーチンワークや反復的作業を取り除くことです。ロボティック・プロセス・オートメーション（RPA）ソリューションは、これを実現するために設計されていますが、一部のソリューションには、API連携という重要な機能が欠けており、業務の簡素化を必要以上に難しくしていることがあります。サードパーティーのソフトウェアAPI（Application Programming Interface）との統合により、アプリケーション間の通信を簡素化することができます。グラフィカルインターフェイスとは異なりこの形式の統合はバックグラウンドで行われます。

RPAベンダーを検討する際には、HelpSystemsのAutoMateのような簡素化されたネイティブAPI統合を提供するソリューションを見つけることが重要です。
ここでは、RPAツールにビルトインAPI接続が必要な理由をいくつか紹介します。

アプリケーションとの統合が容易

多くの企業と同様に、あなたも1日を通してさまざまなアプリケーションやシステムを利用していることでしょう。自動化は、これらのシステム間でデータをやり取りする際に掛かる時間やエラーになりがちな作業を省いてくれます。コーディングやその他の方法でアプリケーションの自動統合を実現することもできますが、API接続をネイティブに提供するソリューションであればそれをさらに簡単に行うことができます。APIを使用すると、自動化スクリプト内で重要なビジネスアプリケーションをオートメーションソリューションに直接接続できます。

設定するだけで実装可能

コーディングを使用してアプリケーションを自動化ツールと接続すると、面倒で複雑になることがあります。まずコーディング知識がない場合は、開発者に依頼する必要があります。そしてゼロからコーディングする必要があり、アプリケーションに変更があった場合、コーディングを更新するまでエラーが発生する可能性があります。ネイティブAPI連携を使用すれば、コードを書かずにアプリケーションに接続できるようになります。接続はバックグラウンドで行われるため、グラフィカルインターフェースに何も入力する必要がありません。また、アプリケーションの外観に変更があった場合でも、設定を変更するのみでAPI接続には影響しません。

最新のアプリケーションとレガシー・アプリケーションの接続

アプリケーションの統合は、最新のビジネスソフトウェアだけではありません。一部の企業では、ニーズに応じて適切に動作するレガシアプリケーションがまだありますが、これらのシステムから最新のアプリケーションに情報を取得するためのより良い方法が必要になってきます。API機能を備えた自動化ソリューションは、古いデータから新しいデータに移行できるため、全てを変更して置き換える必要がありません。API連携は、これらのギャップを埋めるミドルウェアとして機能し、すべてを同期させることができます。

API連携を使用したRPAツールを試す

AutoMate Plusでは、さまざまなビジネスアプリケーションをビルトインAPI連携で簡単に接続できます。
AutoMate Plusの詳細は以下の記事をご覧ください。
https://automate.sct.co.jp/products/line-up/