reference 変数とは

「変数 (「ローカル変数」とも呼ばれます) 」は、変化するデータや変更可能なデータのプレースホルダです。この機能を使用することで、タスクを実行するまでわからない値に対してアクションを設定することが可能になります。
変数は使用する前に宣言する必要があります。宣言とは、「変数 - 作成」アクションで変数を使用する前に変数を作成しておくということです(「配列」も同様に宣言する必要があります。その点、「データセット」は事前に宣言する必要はありません)。

宣言後の変数は、%で囲むことでそれぞれのアクションの設定欄で呼び出すことができます。

エクスプレッションビルダーから「Local Variables」を選択するか、またはタスクビルダー画面下部のデバックパネルから「変数」タブを選択することで変数の一覧を確認できます。「ローカル変数」の名のとおり、「変数」アクションで作成された変数は作成された「タスク関数」内でのみ使用できます。タスク関数の垣根を超えて使用したい場合は「タスク変数」として作成します。
ローカル変数とタスク変数が競合した場合、ローカル変数が優先されます。
タスクをデバッグ実行すると、デバッグパネル上で実行時点での変数に格納されている値を確認できます。

【変数を作成する場合の注意点】
変数は半角英数字で作成してください。スペースを含むことはできません。必ずタスク内でユニーク(一つのタスクの中で同名の変数を複数作成しないこと)になるようにします。大文字小文字は区別しませんのでご注意ください。
またBasicScriptやAutoMate関数、演算子、Windows環境変数と同名の変数名は使用しないでください(例えば、while, wait, like, instr, date, time, now, daysinyear , pathなど)。競合の防止及び視認性の向上のため接頭辞の使用を推奨しております(例:「var_任意の変数名」)。
変数はデフォルトでは変数タイプ「Auto」で作成されます。他に「Text」「Number」を指定できます。