画像を認識するには「画像- 画像認識」アクションを使用します。
このアクションを使用することで、ある画像に指定した画像が含まれているかを認識することが可能です。
※「画像 -画像認識」アクション使用時の前提条件は以下のURLをご参照ください。
■画像識別機能「画像 - 画像認識」アクション使用時の前提条件
https://automate.sct.co.jp/knowledge/11056/
「画像 -画像認識」アクションでは以下のように設定します。
・[検索元となる画像]
検索される側の画像を指定
・[検索する画像]
[検索元となる画像]に一致する画像を指定
・[許容値の最小値]
画像認識の許容値を設定
※許容値が「0」の場合、完全一致のみ成功となるためループを使用して許容値を上げます。
・[データセットに値を格納する]
任意のデータセット名を指定
・[ピクセルポジション]
「中央」:画像がが一致した場合、[検索する画像] の中央からX、Y座標を取得
「左上」:画像がが一致した場合、[検索する画像] の左上からX、Y座標を取得
【サンプルコード】
検索元の画像「画像1」の中から「画像2」を探し、当該画像のX/Y座標をダイアログに表示するサンプル
<AMVARIABLE NAME="var_1" VALUE="10" />
<AMLOOP FROM="1" TO="5" />
<AMIMAGE ACTIVITY="image_recognize" HAYSTACKIMAGE="C:UsersAdministratorDesktop画面1.png" TOLERANCE="%var_1%" DATASET="dataset1" NEEDLEIMAGE="C:UsersAdministratorDesktop画面2.png" />
<AMIF EXPRESSION="%dataset1.IsFound% = True" />
<AMBREAK />
<AMIF ACTIVITY="end" />
<AMVARIABLE ACTIVITY="increment" RESULTVARIABLE="var_1" AMOUNT="10" />
<AMLOOP ACTIVITY="end" />
<AMSHOWDIALOG>X座標:%dataset1.X%
Y座標:%dataset1.Y%</AMSHOWDIALOG>