タスク実行中にキーボードから手入力で値を入力し、変数に格納して処理したいときは、「ダイアログ -入力」アクションを使用します。
ダイアログを表示させることで一時的にタスクを止める、つまりユーザー側で応答しない限りタスクが実行中のまま次のステップに進まず停止することになります。
以下の場面で設定すると便利です。
1.タスク開発時
・変数に値を任意で設定し、値に応じた処理が正常に行われるかテストする
2.本番実行時
・ユーザーにパスワードを入力させる
(パスワードなどのデータをタスク内に残さなくて済むため)
「ダイアログ -入力」アクションでは以下のように設定します。
・[表示するメッセージ](必須)
ダイアログで表示する、入力を促すメッセージ内容を指定
・[変数に入力した値を設定する](必須)
入力した値を格納する変数を指定
・[デフォルト値]
入力欄に入力されているデフォルト値を指定
・[文字列の最大長]
チェックを入れると文字数の上限を指定
・[入力をマスクする]
チェックを入れると入力した文字列がアスタリスクで表示されます。
【サンプルコード】
入力を促すダイアログを出し、入力された値を変数var_1に格納するサンプル
<AMVARIABLE NAME="var_1" VALUE="" />
<AMSHOWDIALOG ACTIVITY="input" DEFAULTVALUE="AutoMate" RESULTVARIABLE="var_1" WINDOWTITLE="入力ダイアログ" MAXLENGTH="10">任意の値を入力してください。(10文字)
</AMSHOWDIALOG>