reference ウィンドウの位置を取得する

ウィンドウの位置情報やサイズ情報を確認するには、「入力 -マウスの移動」アクションや「ウィンドウ –移動」アクションを使用します。
これらのアクションを使用することで、操作するウィンドウが画面上のどこにあるかまたは表示しているウィンドウのサイズを確認できます。

タスク作成中にウィンドウの位置情報を取得したい場合、「入力 -マウスの移動」アクションは以下のように設定します。
「座標は以下に相対的」のラジオボタンを[スクリーン]に指定して
ウィンドウの左上隅にカーソルを合わせてInsertキーを押下すると座標が指定されるため、画面上のどこにウィンドウが存在するか確認できます。

上記操作は「ウィンドウ -移動」アクションで「ウィンドウ配置」のプルダウンより[カスタムロケーション]を選択し、ウィンドウの左上隅にカーソルを合わせてInsertキーを押下すると同様に座標を読み取ることができます。

また、ウィンドウのサイズ情報を取得するには、
「入力 -マウスの移動」アクションで、[フォアグラウンドウィンドウ]を指定してウィンドウの右下隅にカーソルを合わせInsertキーを押下します。
ウィンドウの左上隅から右下隅までの座標情報が取得され、ウィンドウのサイズを確認することが可能です。

前提条件1:「入力」アクション等座標での位置指定を行う場合、「ウィンドウ -フォーカス」アクションと「ウィンドウ -サイズ変更」アクションでウィンドウを固定する
「入力」アクションを使用して操作を行う場合(とりわけ複数画面が存在している場合等)には操作対象が固定である必要があります。
「ウィンドウ -フォーカス」アクションについては以下の記事を参照してください。
https://automate.sct.co.jp/reference/11809/

前提条件2:ウィンドウは最大化や「0,0(画面左端)」などは避ける
一般的に、RPAでのウィンドウ指定は可能な限り固定値をとることが推奨されています。

リモートデスクトップ接続する場合等、アプリケーションによっては画面の端が切れてしまうことがあります。
また、最大化する場合でもタスクバーの固定有無やwindowsのアクション通知によって操作対象のコンテンツが隠れるといったリスクがあります。
そのため、ウィンドウサイズと座標位置を固定にすることが推奨されます。