AutoMateが選ばれる理由

AutoMateが選ばれる理由

RPAツールは一般に、バックオフィスの事務作業や営業・企画などの単純な業務を自動化するものと考えられています。しかし、自動化による効果を実際に得るには、基幹システムとの連携や、業務と業務の連携をも実現する作り込みが不可欠です。

AutoMateが多くのユーザーに選ばれている理由は、そうした作り込みも簡単に行え、使いやすさを備えているからにほかなりません。独自のシステム/連携機能がそれを可能にしています。

スモールスタートでき、規模や用途に応じてアップグレードできるのも、AutoMateが選ばれている理由の1つです。

AutoMateの3つの特徴

HTML解析・オブジェクト認識

AutoMateは、画面の座標指定・キーボード打鍵による操作のほかに、HTML解析によるWebページ認識、クライアントアプリケーションのオブジェクト分析によるパーツ指定などにより、実行環境の変化に影響を受けない処理を定義できます。定義作成の面倒な設定・処理を人が行う必要はなく、マウスのドラッグ&ドロップによる指定と自動解析により簡単に実行できます。

70種類(700項目)の自動化機能

AutoMateは、人が行う操作の自動化だけでなく、システム自体の自動化も実現します。HTTPリクエストによるWebサーバーを利用した処理、SMTP/POP/IMAPによるメール操作などを簡単に設定可能です。また、PCやサーバーの操作だけでなく、仮想化基盤(VMwareなど)、クラウド(AWS、Azureなど)、IBM i、メインフレームの操作にも対応しています。

15種類の自動起動トリガー

連携を簡単に設定できる大きな特徴があります。さらに15種類の自動起動トリガー機能により、多彩な業務連携/システム連携をリアルタイムに実現します。

AutoMateの適用分野

AutoMateは、バックオフィスの事務作業や、営業・販売・企画・調査などの業務部門の各種作業、そして運用管理などのシステム業務などさまざまな業務に適用でき、自動化・効率化を実現します。

適用はアイデア次第。AutoMateはスマートな仕事シーンを演出できます。

適用例

  • 名刺のシステムへの登録作業
  • 顧客情報の管理・分析
  • 見込み顧客の洗い出し
  • ダイレクトメールの宛名書き
  • 領収書・請求書・売上伝票などの処理業務
  • Webサイトへの商品登録
  • 在庫状況の把握
  • 社員・アルバイトなどの勤怠・雇用管理
  • メールやWebサイトでの問い合わせフォームに自動応答・処理
  • アンケート結果のデータ入力・集計作業
  • 社内の複数システムにある情報の集計・分析資料作成
  • 年度末の人事異動による社員の利用権限変更

AutoMateのケーススタディ

CASE 1 契約更新の見積書を作成し送付する

●Before

中堅メーカーA社では、販売した製品の年間保守契約について、担当者が更新月の前月に次年度分の見積書を作成し、メールで顧客に送付していました。
しかし、この作業はすべての契約をチェックした上で個別に見積書や案内状を作成する必要があり、1カ月に80件の作業は、担当者の大きな負担になっていました。

●After

販売管理システムから更新月が翌月に迫っている契約を抽出し、新しい見積書を作成。顧客宛のメールに見積書を添付した上で送信するプロセスをAutoMateで自動化しました。

●導入効果

1件あたり5分、1カ月に400分かかっていた作業がAutoMateによる自動化でゼロとなり、担当者の負担を大幅に減らすことができました。

CASE 2 交通費(経費)精算を照合する

●Before

中堅商社B社では、各社員から提出された交通費(経費)の明細書(Excel)について、経理部門の担当者が経路や金額が正しいかどうかを月ごとに手作業でチェックしていました。
しかしこの作業には項目ごとに調べる必要があるため付け合わせの手間がかかり、月初は残業が当たり前のようになっていました。

●After

社員が提出した明細書(Excel)から出発地・到着地・運賃の項目を抜き出し、路線案内サービスで確認した情報と照合を行い、正しい場合は◯を、間違っている場合は最安値の料金を入力し、照合済みファイルとして再保存するようにしました。

●導入効果

AutoMateによる自動化により、人の手をわずらわせる必要がなくなりました。

●ご紹介動画

CASE 3 入金状況を確認する

●Before

中小の販売業C社では、経理部門の担当者がインターネット・バンキングにアクセスし、顧客からの入金状況を手作業で確認していました。しかしこの作業は煩雑な上に付け合わせる項目が多く、担当者に少なからず負担となっていました。

●After

AutoMate作成のロボットを使ってインターネット・バンキングへ自動でログインし、入金履歴欄を表示。その内容と販売管理システムから抜き出した入金予定リストを照合し、予定どおりの入金があったかどうかをチェック。正誤を○×で欄に入力するようにしました。

●導入効果

AutoMateによる自動化によって照合の手間を大幅に減らすことができ、処理のスピードアップと作業ミスの削減を実現しました。

CASE 4 発注登録業務でIBM iと連携する

●Before

発注内容を1件ずつ、従来担当者がExcelからIBM iへ手動で転記し、発注内容を登録していました。

●After

AutoMateによるロボットで、Excelからデータを読み込み、IBM iに書き込み登録するまでのすべての処理を自動化しました。

●導入効果

AutoMateによって処理を自動化したことによって、一連の処理を迅速に済ませるようになり、転記ミスなどを大幅に減らすことができました。

●ご紹介動画

製品ラインナップ

AutoMateには、「AutoMate Desktop」(デスクトップ版)、「AutoMate Plus」(サーバー版)、「AutoMate Ultimate」(サーバー版)の3種類の製品があります。

AutoMate Desktop(デスクトップ版)

自動化の範囲がPC1台で完結するシステム向けの低コストな製品です。最初はAutoMate Desktopでスモールスタートし、適用領域の拡大に合わせてサーバー版に移行することも可能です。

AutoMate Plus(サーバー版)

複数のマシン間・タスク間の連携や ワークフローによる条件分岐などに対応する製品です。タスクをサーバーで一元管理でき、エージェントを利用し、マルチタスクも実行可能です。

AutoMate Ultimate(サーバー版)

仕様は「AutoMate Plus」と同様ですが、「AutoMate Ultimate」では実行環境(ボット)や開発環境(スタジオ)を無制限に追加することが可能です。

サポートOS

  • Windows 11
  • Windows 10
  • Windows Server 2022
  • Windows Server 2019
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2012

詳しくは三和コムテックまでお問い合わせください