news 「Basicスクリプト」アクションを使用するとタスクビルダーのデバッグパネル「出力」に任意の情報を出力可能

本記事では、「Basicスクリプト」アクションを使用して、デバッグパネルに任意の情報を出力する方法を記載します。

ちょっとしたメモやタスクの実行時間などをデバッグ中にダイアログ表示するケースも多いかと思われますが、ダイアログに出すのではなく、デバッグパネルの「出力」欄に出力することも可能です。
「Basicスクリプト」アクション内で、「Debug.Print」を使用することで実現できます。

なお、Basicスクリプトについては、以下の点にご注意ください。
・普通のアクションと違い、変数を「%」で囲う必要はありません
・AutoMateの「変数」アクションで宣言した変数であれば、Basicスクリプトアクション内で使用することが出来ます

詳細については、下記の記事もご参照ください。
■コラム:Basicスクリプト(VB)との連携
https://automate.sct.co.jp/column/11732/

【例1. 変数「var_1」に格納されている値を「出力」パネルに出力する例】

<AMVARIABLE NAME="var_1" VALUE="出力パネルへの出力テストです" />
<AMSCRIPT>Sub main
    Debug.Print var_1
End sub</AMSCRIPT>

【例2. タスクを実行してから当該ステップまでの経過秒数を固定文言と共に出力する例】

<!--文字列を並べる場合は、「&」で結合するか、「;」で区切って記述する-->
<AMSCRIPT>Sub main
    Debug.Print "タスクを開始してから現在まで経過した秒数は"&amp;GetTaskExecutionTimeSec()&amp;"秒です"
End sub</AMSCRIPT>

開発時にダイアログを出すよりも、「出力」パネルに書き出して後追いした方が見やすい場合は、ぜひともご利用ください。