コラム コラム:【便利機能】AutoMateでPDF分割・結合が可能(専用ソフト不要)

今回は、業務でもよく使用されているPDFファイルの操作についての内容となります。

AutoMateでは、2つのPDFファイルを1つのPDFファイルに分割したり、1つのPDFファイルをページごとに分割したりする操作を
専用ソフトを操作することなく、標準機能のみで実行することが可能です。
(PDFファイルのそれらの操作には専用ソフトか、フリーのクラウドサービスが必要な場合が少なくありません)

成果物のPDFファイルを1ファイルにまとめたり、全顧客について1ファイルにまとまったPDFファイルを
顧客ごとに分割したりする処理に対して、専用ソフトを導入し、そのソフトを操作する必要はありません。

具体的には、以下のように実施可能です。

■パターンA. 複数のPDFファイルを1つのファイルに結合(=PDFファイルBを、PDFファイルAの末尾に結合する)
手順:
1. PDFファイルAの総ページ数を取得(=「PDF - 情報の取得」アクションを使用)
2. 「PDF - 挿入」アクションを使用して、PDFファイルBをPDFファイルAの総ページ数 + 1に挿入
---------------一例:デスクトップ上の「1.pdf」の末尾にデスクトップ上の「2.pdf」を挿入---------------

<AMPDF ACTIVITY="get_info" SOURCE="%GetDesktopDirectory()%\1.pdf" RESULTDATASET="ds_PDF1" />
<AMPDF ACTIVITY="insert" SOURCE="%GetDesktopDirectory()%\1.pdf" EXTRACTPDF="%GetDesktopDirectory()%\2.pdf" LOCATION="%ds_PDF1.NumberOfPages + 1%" />

■パターンB. 1つのPDFファイルを1ページ1ファイルに分割する
手順:
・ 「PDF - 分割」アクションを使用して、分割元ファイル、分割方式、分割したファイルの出力先フォルダーを指定
---------------一例:デスクトップ上の「1.pdf」をページごとに分割し、デスクトップ上の「分割後PDF」フォルダーに出力---------------

<AMPDF ACTIVITY="split" SOURCE="%GetDesktopDirectory()%\1.pdf" SPLITFOLDER="%GetDesktopDirectory()%\分割後PDF" SPLIT="page" />

結果として、出力先ファイルに対して「分割前のファイル名_Page ページ数.pdf」のファイルが生成される。

PDFファイルを操作する際は、覚えておいていただければと思います。