AutoMate開発元・HelpSystemsのトップに聞く ~コロナ禍で変わる米国企業とAutoMateの価値

INTERVIEW

ケイト・ボルセス氏 (Ms. Kate Bolseth)

Chief Executive Officer
HelpSystems

マイク・ディバイン氏 (Mr. Mike Devine)

Vice President、Marketing
HelpSystems

新型コロナウイルスによるパンデミックは、世界中の企業の「働き方」を変えつつあります。米国でも例外ではなく、日本より速いスピードでテレワークが拡大し、同時に業務の自動化・効率化を実現する手段として、RPAへの注目が一段と高まっています。

Automateの開発元であるHelpSystems社のCEOであるケイト・ボルセス氏と、マーケティング担当のVice Presidentであるマイク・ディバイン氏のお二人に、コロナ禍で変わる米国企業の現状とAutoMateの導入状況をお聞きします。

ケイト・ボルセス氏

マイク・ディバイン氏

>>>

コロナ禍で変わる
米国企業のテレワーク事情

 

>>>お二人とも、今はずっと在宅勤務ですか

ケイト そうです。当社は全オフィスを閉鎖し、900名のスタッフ全員が在宅で仕事をしています。米国では在宅勤務率が高く、とくにIT系企業では、オフィスで勤務しているスタッフは全体の10%以下です。言い換えれば、90%以上の人たちがテレワークをしている状況です。

コロナウイルスの流行はビジネスに深刻な影響を与え、そのことに皆、最初は大きなショックを受けました。しかしITベンダーはいち早く動き出し、在宅で効率的に仕事をする方法、マーケティングやセールス部門のスタッフが、実際に会うことなく、お客様と効果的にコンタクトする方法を実践し、提案し始めました。それは大きな変化のポイントでしたが、ITベンダーにとっては以前から実施していた働き方だったので、いち早く対応できたのだと思います。

マイク すでに以前から、そうしたテレワーク環境を準備していたことは大きいですね。我々にとって一番重要なのは、こうした状況にあってもお客様を的確に支えていくことです。そして多くのITベンダーでは、テレワークを含むこうした働き方への準備が整っていました。コロナで在宅勤務が中心になっても、良質なソフトウェアを開発し、お客様をサポートし、販売を継続しています。

実際にはコロナ流行の前から、南米や欧州、そしてアジアなど離れた地域におられるお客様に対して、我々は電話やメールやビデオ会議などで、ずっとサービスを提供していたわけです。いわばコロナ前から予行演習を重ね、準備は整えていたので、それほどパニックにはならずに済みました。

>>>コロナ以降、RPAそしてAutoMateへの関心は高まっていますか。

ケイト そうですね。コロナ以降、 AutoMateへの関心が高まり、導入に動くお客様は確実に増えています。テレワーク環境で、どのように生産性や効率性を追求し、今までは手作業で処理していた請求処理などさまざまな業務をどう自動化していくかを考えると、必然的にRPAに目が向くことになるのでしょう。

マイク 私もコロナ以降、AutoMateの注目度は高まっていると感じていますが、でも実際のところ、コロナ禍で突然RPAの有効性に気づいたというよりも、コロナ以前から経済性や経営的観点から見て、とくに総務や財務、人事などの管理部門の業務生産性を高めるための自動化ツールとしてRPAは着目されていました。テレワークへ移行して、さらにその必要性が強く認識されてきたという流れだと思います。

私自身はコロナ禍がRPA市場にとって、とりわけ大きなターニングポイントになるとは考えていません。今までと違ったやり方でビジネスを向上させよう、あるいはビジネスを変革しようという動きの一側面、延長線であると考えています。

 

信頼できる強力なパートナーとともに
日本市場へAutoMateを展開

 

>>>他のRPA製品と比較して、AutoMateの強みは何だとお考えですか。

ケイト 何と言っても、誰でも簡単に使える点です。ダウンロードしてから、とても短い時間でロボット作成の手順を習得できます。IT部門の技術者が扱えるのはもちろんですが、ユーザー部門の担当者が自身の手でロボットを簡単に作成できます。当社でも、今まではAutoMateの社内利用を担うスタッフたちがコロナ対応で多忙になったため、エグゼクティブたちが自らの手でAutoMateを操作しています。

マイク そのとおりです。私はマーケティング担当で、IT開発のスキルはまったくないのですが、実際に自分でAutoMateを使っていますよ。他のRPA製品の多くは高額で、難しい操作が要求され、慣れるまでに時間がかかります。このように誰でも使える容易さが、AutoMateの最大の特徴であり、大きな価値であると思います。

>>>現在のAutoMateのユーザー数を教えてください。

ケイト ワールドワイドで3500社以上のユーザーがAutoMateを導入しています。金融から製造、流通、ヘルスケア、政府・官公庁など広い業種で利用されており、その利用方法は多種多様です。1ユーザーで50以上のロボットを作成している例もあり、ユーザーごとに多様な使い方が生まれていると言えます。

>>>AutoMateの今後のロードマップ、とくにレコーディング機能についての今後の対応予定をお話しください。

ケイト AutoMateは当社が提供する他のソリューションとの連携を見据えながら、AI機能の強化などさまざまなバージョンアップを予定しています。

レコーディング機能は既存ユーザーからそれほど強く求められてはいないので、現時点ではサポートしていません。ただITスキルを備えた開発者ではなく、ユーザー部門の担当者が利用することを考えた場合、レコーディング機能を備えたほうが、確実に習得スピードが速いと考えられるので、2020年第4四半期に予定しているAutoMate Version 11.5でこの機能をサポートしようと考えています。

>>>日本市場・日本戦略についてはどう考えていますか。

マイク HelpSystemsは米国内では高い知名度があり、とくにIBM iに携わっている人たちは誰でもHelpSystemsの社名やソリューション内容を知っています。しかし米国以外の、たとえばヨーロッパ、南米、アジア太平洋などでは、米国におけるほど存在が知られていません。当社ではそれを課題とし、ここ数年、米国以外の国々でHelpSystemsの知名度を高めようと努力してきました。

日本では1年半前から三和コムテックとパートナーシップを締結し、市場開拓に取り組んできました。三和コムテックは技術力、サポート力はもちろん、お客様を大切にする点でも、信頼のおける最高のパートナーだと考えています。三和コムテックを通じて、日本のお客様にAutoMateをご紹介できることは当社の大きな喜びです。ぜひ、業務の生産性・効率性を劇的に向上できるAutoMateの価値を知っていただきたいと願っています。

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