海外ミニ事例|米イリノイ州の工具会社、複数の夜間バッチ処理をAutoMateで自動化。システム部員の早朝出社は不要に

ITW Construction Products
業種:工業用工具、建設用具などの製造・販売
本社:米イリノイ州グレンビュー
https://itwcp.com/

 

◎AutoMate導入前の問題・課題

ITW Construction Productsは、米イリノイ州グレンビューに本拠を置き、工業用・建設用のドリルネジやトグルなどをPaslode、Duo-Fast、Buildex、Ramset、Red Headのブランド名で製造・販売している会社です。同社はまた、Fortune500にランクされている米国大手のコングロマリット企業「Illinois Tool Works Inc.」の傘下にある1社として知られています。

同社が長年利用してきたERPシステムは、在庫から販売、売掛金に至るまでのすべての情報を手動で更新する必要のあるバッチ処理システムでした。しかも、従業員の業務のさまたげにならないよう、更新は毎日、オフィスが営業をスタートする前の早朝に行っていました。

具体的な作業内容としては、1人の技術者がERPシステムに向かい、画面から画面へとクリックして必要な更新プロセスを起動するというものです。この作業は、同社の5つのブランドに対して個々に行う必要があるため、同じ手順を毎日5回繰り返す必要がありました。

このためシステム部員は毎日早朝に出社して作業を行ってきましたが、当初30分程度で済んでいた作業は、会社の成長に伴い2時間半を超えるようになり、システム部員の早朝出社の負担はもはや限界にきていました。

 

◎AutoMate導入の経緯

同社ではこの問題の解決策として、システムの自動化を検討しました。

当初検討したのは、自動化システムの自社開発です。しかし、詳細に見積もりを行った結果、「システムの開発には数万ドルかかり、さらにその上に、さまざまなバッチプロセスでパッチワークが発生することが予想され、トラブルシューティングと保守に膨大なコストがかかることが懸念されました」と、導入担当者のSasha Veletic氏は言います。

同社が次の手段として検討したのは、AutoMateです。さっそく試用版をダウンロードして検証してみると、同社にとって効果をもたらすツールであることが判明しました。

Veletic氏は、「Automateを利用することで、単一のフレームワーク内のすべてのプロセスを迅速かつ簡単に自動化できました。ソフトウェアは非常に多くのオプションを提供し、カスタムプログラミングルートを行った場合に見逃していたいくつかの問題に対処することを実際に思い出させました」と振り返ります。

 

◎AutoMateの活用

同社ではAutomateを使用して、販売の更新から受注残のリリースレビューまでの一連の業務を自動化するシステムを作成しました。このシステムでは、従来在庫切れで保留になっていた注文データのチェックも行い、在庫ありになっていた場合、出荷用の処理も行うことができます。

AutoMateによるシステムの導入後も、いくつかの改善と改修がありましたが、現在は午前3時に更新ジョブが自動で起動し、業務開始のはるか以前に処理を完璧に終えられるようになっています。そして処理が完了すると、担当者へ電子メールで通知が行われます。

「朝起きると、BlackBerryで更新が正常に完了したことがわかります。心配する必要はもう1つありません」と、システム担当者は感想を述べます。

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◎感想・評価・効果

AutoMateによる自動更新システムの導入により、スタッフは早朝出勤から解放され、システムの稼働状況に関して余計な注意を向ける必要がなくなりました。

「この取り組みによってERPシステムをより効率的に運用できるようになり、ERPシステムのダウン時間を大幅に削減できています。販売管理、買掛金、購買、顧客サービスなどの多方面で、円滑な運営を維持できるようになりました」と、同社スタッフは評価しています。

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