海外ミニ事例|電力会社TransAlta Corporation、発電装置からのイベントログ収集をAutoMateで安全に自動管理

TransAlta Corporation
業種:電力
設立:1911年
本社:カナダ アルバータ州カルガリー
従業員:2400名

https://www.transalta.com/

 

◎AutoMate導入前の問題・課題

TransAlta Corporationは、カナダに本拠を置く、年間25億ドル規模の収益を誇る多国籍の電力会社です。

同社のような電力会社が発電と電気の供給を安定して行うには、発電や送電などに使用している数千の台数に上るポンプ、バルブ、ガスタービン、高電圧ブレーカーなどの稼働状況をリアルタイムに監視し、継続的に測定し続ける必要があります。

同社では、その測定値の収集のためにTCP/IPネットワークを使い、データを12台のコンピュータに集約し、問題の検出・判別、管理を行ってきました。

電力システムに何か問題が起きたとき、システム担当者が最初に行うことは、12台すべてのコンピュータに蓄積されているイベントログを調べることです。しかし従来、すべてのコンピュータからイベントログを取得するのに数時間もかかり、大きな問題となっていました。これは、イベントログの取得を手動で行っていたからです。

 

◎AutoMate導入の経緯

この問題を解決する最初の試みは、監視・測定データを自動的に取得するアプリケーションを自社開発することでした。しかし、扱うデータが大量すぎたため、アプリケーションが頻繁にクラッシュすることが起きていました。

そしてさらに悪いことに、データが失われることがしばしば起き、最悪な場合は、保守担当者が最も必要とするデータがなくなっていることに気がつかないことでした。

そうしたなかで、システム部門の担当者は、高度なプログラミングスキルをまったく必要とせずに、ほぼすべてのビジネスプロセスを自動的に管理できるAutomateのことを知りました。

 

◎AutoMateの活用

AutoMateを知ると、システム担当者はすぐに、Automateのドラッグ&ドロップのインターフェイスを使用して、データ損失の問題を完全に解決するロボットを開発しました。この開発は、ごく短時間に行えました。そして、AutoMateの生産性の高さを認識した、とシステム担当者は語ります。

そしてさらに、毎日大量に測定される大量のイベントログを収集し、並べ替え、圧縮してアーカイブ(あるいは削除)する自動化システムをAutoMateを使って開発しました。

現在、各コンピュータが収集し蓄積したイベントログのは、緊急に必要になったときはいつでもすぐに利用できる環境が整っています。

 

◎感想・評価・効果

Automateによる自動化システムを導入してから、同社の発電施設では、重要なデータを回復するの不具合はいっさい発生していません。

しかし同社のAutoMate活用は、それだけに止まりませんでした。同社では現在、ほかの2つの分野で重要なデータのバックアップに自動ロボットを使用しています。

1つの目のロボットは、ガスタービンの制御中に生成された大量のデータを自動的にバックアップするためのシステムです。ガスタービンを備えた制御システムは非常に洗練されており、毎日約250MBのデータが生成されています。

2つ目のロボットは、情報を圧縮してストレージサーバーにアーカイブするプロセスの自動化に適用されています。Automateで作成したロボットは、従来、経験豊富なオペレーターによってのみバックアップできた情報もバックアップすることが可能です。

同社にとって、プロセスを自動化するメリットは非常に明確です。システム担当者は、「自動化により、データの損失を100%削減できました。Automateを実装して以来、データは失われておらず、同時にすべてのデータが安全であるという安心感を提供してくれています」と述べています。

 

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